地から

 

くるみ豆腐の作り方

[ご指南役]食の匠・佐々木エイ子さん

奥州市江刺区に昔から伝わる精進料理「くるみ豆腐」。お刺身の代わりに食べるという「くるみ豆腐」の作り方を、食の匠・佐々木エイコさんに教わりました。


  • [豆腐の材料]

  • むきくるみ…100g
  • 吉野くず……100g
  • 砂糖………… 100g
  • 塩………小さじ1強
  • 水…1000cc
  •  
  • [たれの材料]

  • 味噌…………100g
  • 砂糖……大さじ1強
  • 生姜の絞り汁…大さじ1
  • 酒(みりん)………大さじ1
  • 水………大さじ1

まず、くるみをすり鉢でなめらかになるまでよ〜くすります。(今日は同じく食の匠・若生和江さんもお手伝いに参上!)なめらかになってきたら、水を加えて、さらにすります。

なめらかになるまで、よくすって〜

中火で10分ほど休まずヘラでかき混ぜ、全体がとろりと固まってきたら火を弱め、20分ほどツヤが出るまで練り続けます。火を止める2〜3分前に塩を加え、さらに練り上げます。

火にかけたら目を離しちゃダメ!

水で濡らした流し箱に入れて、よく冷やします。(常温で4〜5時間ほど)固まったら箱から取り出し、切り分けます。

切り分けます。
昔はくるみが熟すると「くるみが笑んだ」って言ったもんだよ。

次にタレを作ります。分量の味噌をよくすり、砂糖、生姜の絞り汁、酒を加えてよく混ぜます。さらに水を加えて、ソースくらいの固さに伸ばして、くるみ豆腐に添えます。

醤油でもいいけど、やっぱりみそだれ

付け合わせに大根の千切りを添えると、さっぱりと食べられますよ。お刺身のようにタレにつけてご賞味を!

盛り付けて完成!
くるみ豆腐
春はスミレ、冬は南天