気がつけばもう11月、朝晩はストーブが手放せない時期になりましたね。冬将軍はすぐそこまで近づいているようです。くれぐれも風邪などひかないように気をつけて〜。
さて、皆様は釜石の「甲子柿(かっしがき)」をご存知ですか?岩手在住の方なら「名前は聞いたことがある!」という方が多いのではないかと思いますが、これ、ちょっと訳ありの柿なんです。品種は「小枝柿」という渋柿で、見た目はごく普通の柿。でもあることをすると、「これってトマト?」と見間違うほど赤く、かじるとゼリーのようにぷるぷるとした食感に変わるのです。
その「あること」とは、独自の渋柿の製法。一般的には天日に干したり、焼酎漬けにして渋抜きをしますが、甲子柿は熟した柿を木箱に詰めて一週間ほど「煙で燻す」ことで渋を抜くんです。こうして出来上がった甲子柿は、真っ赤に色づき、甘〜い柿に変身するというわけです。しかも燻すことで、栄養素も増すと言いますから不思議ですよね〜。
10月下旬から11月中旬がまさに旬。地からで取材させていただいた甲子柿の里生産組合の藤井修一さんのお宅でも、柿室から盛んに煙が立ち上っている時期ではないでしょうか。日本でここだけにしかない甲子柿、ぜひ一度召し上がってみてくださいね。
(地からvol.4/つくるひとより)
